上唇小帯とは何か?
こんにちは。歯科衛生士の永田です。
今期は台風が来たり季節の変わり目で大変ですね😭
みなさま風邪には十分注意してください!
さて、お母様方でお子さんの1歳6ヶ月健診で、上唇小帯(じょうしんしょうたい)が長いと言われた経験はありますか?
上唇小帯とは、上唇の裏側の中心から歯ぐきに伸びているスジのことを言います。2歳ぐらいまでは上唇小帯の幅が広く、上の前歯の歯と歯の間に入りこんでいます。
成長と共に小帯の位置は上に移動し、短くなり、幅も狭くなってくるため乳歯の間は様子を見ます。
ところが乳歯から永久歯に生え変わっても小帯の位置や太さが変わらないお子さんも中にはみえます。
その際、上唇小帯が及ぼす悪影響は、
・前歯の間にすき間があいて、すきっ歯になってしまう。
・前歯にすき間があると汚れが溜まりやすく虫歯になる可能性が高い。
・歯ブラシの時に上唇小帯を傷つけてしまうことがある。
などなど、ご飯が食べれなくなることはありませんが、排除しておきたい因子ですよね。
当院では、検診の際にチェックし、必要であれば切除術を行います。
話を聞くとすごく怖そうなイメージですが、実は乳歯の抜歯とあまり変わらない程度の小さな侵襲ですので、術後の痛みもほとんど出ませんし、わりとすぐに終わる処置です。
お子様のお口の中、どうでしょうか?
気になる方は検診の際にお尋ねください。
皆様のご予約、お待ちしております♩