定期検診はとても大切です!

定期検診はとても大切です!

2017/02/10

こんにちは、歯科衛生士の杉田です♪
まだまだ寒い日が続いていますね。
インフルエンザが流行っているので、かからないように気をつけたいですね(>_<)
以前も少しお話をさせていただいたと思いますが、今回は定期検診について詳しくお話したいと思います!
・定期検診、クリーニングの手順
→歯ぐきの検査、虫歯のチェック、磨き残しの確認、ブラッシング指導、PMTCをします。

ではPMTCとは?
P・・・プロフェッショナル(専門家による)
M・・・メカニカル(機械的な)
T・・・トゥース(歯の)
C・・・クリーニング(清掃)
の略で、歯科衛生士などの専門家による歯のクリーニングのことです。
歯磨きでは落ちにくい汚れやプラーク(歯垢)、歯石を取り除いてキレイにします。超音波の器具を使うことにより、細菌の活動を弱め、減らすこともできます。また歯の表面を磨いてキレイにし、汚れを付きにくくします。
3ヶ月に一度、定期的に受診されることで、虫歯や歯周病を予防することができます。

なぜ3ヶ月に一度、歯科医院でのクリーニングが必要なのか?
・歯磨きやデンタルフロスを使っていても、20%程度はプラークが残る
→自分でプラークを100%落とすのは難しいことです。とてもキレイに磨ける人でも歯ブラシで60%、デンタルフロスの使用で80〜85%程度までしかプラークを落とすことができません。磨き残しは同じような場所に起こるので、そこに虫歯や歯周病が起こってしまいます。
・歯周ポケットが4mm以上の部分はプラークが取れない
→歯周病は歯周ポケットの中に細菌が感染して起こる病気です。歯周病が進行し歯周ポケットが4mm以上になると、歯ブラシや歯間ブラシでは歯周ポケット内の細菌を取り除くことはできません。歯周ポケット内の細菌を定期的にクリーニングすることによって、歯周病の進行を防ぎます。
・歯石(死んだ細菌のかたまり)になると歯ブラシでは取れない
→食事をしてから約4〜8時間後にプラークが作られ始め、約48時間で歯石になります。プラークや歯石を定期的に取り除かなければ、多くの歯石が溜まり、歯周病が進行してしまいます。
・初期虫歯の進行を確認できる
→初期虫歯はすぐに削らず、経過観察をします。そのためには、定期的に確認をする必要があります。定期的にクリーニングを行い、虫歯のリスクの高いところを清掃し、初期虫歯の進行を確認することで自分の歯をできるだけ削らずにすみます。

また磨き残しの確認は、歯を赤く染め出して磨き残しがあるところを見ていただきますので、自分が苦手なところを把握することができます。そして、歯科衛生士がしっかりとアドバイスをさせていただきます(*^^*)
定期的に歯のクリーニングを行っていても、毎日の磨き残しが多ければ虫歯や歯周病は進行してしまいます(>_<)お家でのブラッシングにも力を入れていただくと、良い状態をキープできます♪

まずは気軽になかおか歯科こども歯科へお越しください( ˆoˆ )/ お待ちしております♪

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