フッ素の濃度
こんにちは、クリニックマネージャーの安藤です。
毎日暑い日が続いて、体がおかしくなりそうですね...
熱中症には、十分お気をつけください。
皆さんは、ご自身の使用している歯磨き粉にフッ素がどれだけ含まれているかご存じですか?
受付をしていると、よく『どの歯磨き粉を使えばいいですか?』とご質問を受けることがあるので、今回はフッ素濃度についてお話ししたいと思います。
すでに1年以上経っていますが、2023年からご家庭で使用可能なフッ素濃度が変更されたことをご存知でしたか?
海外では、だいぶ前から高いフッ素濃度が推奨されていましたが、日本でも使用出来るようになりました♪
今までのフッ素濃度は...
年齡 | 濃度(pp | 使用量 |
〜2歳 | 500 | 3mm程度 |
3〜5歳 | 500 | 5mm以下 |
6〜14歳 | 1000 | 1cm程度 |
15歳以上 | 1500 | 2cm程度 |
どのように変更されたかというと...
年齢 | 濃度(ppm) | 使用量 |
〜2歳 | 1000 | 1〜2mm程度 |
3〜5歳 | 1000 | 5mm程度 |
6歳〜 | 1500 | 1.5~2cm程度 |
歯が生えて〜5歳が1000ppmのフッ素濃度が使用可能に、そして6歳からは大人と同じフッ素濃度の歯磨剤が使用出来るようになり、さらに予防効果が高まりました♪
せっかくフッ素濃度の高い歯磨剤を使っても、ブクブクと何度もうがいをしてしまっては効果が薄れてしまうので、できるだけフッ素を歯に留めておくためにも、うがいは大さじ1杯(ペットボトルのキャップ1〜2杯)の少量でしてくださいね!
(※当院では歯磨剤をうまく吐き出せない年齢のお子様にはフッ素濃度500ppmのジェルをオススメしています。)
ちなみに歯科医院で塗布しているフッ素は、9000ppmと桁違いの高濃度です!ご自宅でのケアに加えて定期的に塗布していただくことで、効果がさらに高まりますので、定期的の受診をオススメします。
みなさまのご来院お待ちしております♪